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2012.06.13 (Wed)

宝物の来歴の話をするふたり(蘭とじいさんシリーズその10・part193スレ)

75 :おさかなくわえた名無しさん:2012/05/08(火) 23:41:48.09 ID:CdUoHF5j
英国人と蘭とじいさまの話を投稿している者です。

彼は蘭の会に、去年の成果をいくつか持ってきた。
葉幅が広く葉繰りよく育ってて、
さすがじいさまの薫陶よろしきを得てると皆で喜んでたら、
じいさまに「今度英国君お借りしますよ」と断ってるおっちゃんがいた。
昨秋くらいから時々一緒に遊びに行ってるそうだ。
(おっちゃんは律儀にじいさまに断り入れるんだと)

道楽年寄りを絵に描いたようなおっちゃんは、
イケメンが驚いたり喜んだりする様を見るのが楽しいらしい。

日焼けしてニコニコ出勤。
「ヒスイ海岸に石拾いに連れてってもらった!」 なにそれずるい。
蘭の花を褒めるのに「翡翠のような瑞々しい緑」というので
蘭の会の人はみんな翡翠が好きなのだ。
おっちゃんは鉱物好きで
日本中歩いては石が取れた地点の地図を自作していて、
ヒスイ海岸も何回も行って自分のポイントを見つけ、
そこに連れていってもらったんだと。
「野良仕事みたいなトレジャーハンターってカルチャーショックだ」
「宝石なのに、殺し合いもせずみんなでのんびり探してるなんて
日本しかないよね」 と変なところに感心してた。
フォッサマグナの博物館で小さな勾玉をじいさまに買ってきてた。

76 :おさかなくわえた名無しさん:2012/05/08(火) 23:42:09.04 ID:CdUoHF5j
お宝といえば、じいさまに聞いた話が面白かった。
「日本では、宝物とは物質そのものの価値は大して重視されない」
「そのかわり、来歴やエピソードが大好き」
「茶道具の箱書きとか『いつ~、誰が~、誰に~、どんなシチュで~』と、
謂れによって箔がついていく」
「松永久秀が爆死した話とか、大坂城落城で行方不明になった能面とかも
いつまでも話の種になる」
「刀や槍も、エピソードを大事にする。
鬼を斬ったとか、○○の合戦の功績で拝領したとか」
このへんから段々不穏な流れに(・д・;)
「海外に流れたのも、エピソードを持ってるから、
ボストンとかV&Aとかの里帰り展覧会も人気になる」
「でも、ロストしたものの中には、つらい物もある」
「敗戦後、米軍が刀狩をやった時に、銘刀がいくつも没収された。
それならそれで博物館行きにしてくれれば
来歴のひとつになっただろうに、
刀についた金細工だけとって刀身は海に捨てたりしたらしい」
「東禅寺正宗も刀狩後行方不明になってしまっている」

彼は、じいさまの前では行儀よく聞いてたが、後になって
「これだから物の価値のわからないイナカモノは!
 ×××!×××××!××!」
「やっぱり歴史と伝統がないと×××××!
×××××××!××」
と聞くに堪えないスラングを久しぶりに喚き散らし、
宥めるのに苦労した。

山持ってるおっちゃんちで野生蘭を見せてもらった彼から
「門の東に生える草だから’蘭’の字になる」とウンチク聞かされ、
じいさまにも「あの人の山は筍がうまいんだよ」と
ハブられて悔しかったのを思い出してカキコ。

今回の記事の出典元
17:00  |   |  トラックバック(0)  |  コメント(36)
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Comment

フォッサマグナミュージアムがある地域出身の俺が通りますよw
小学生のとき校外学習で行ったきりだが。

地元に行ってくれたとは嬉しいな!
おさかなくわえた名無 |  2012.06.19(火) 21:24 | URL |  【編集】

蘭とじいさまシリーズは本当に和むね。
大好きだ。
おさかなくわえた名無 |  2012.06.18(月) 17:20 | URL |  【編集】

蘭シリーズ好き
おさかなくわえた名無 |  2012.06.18(月) 15:36 | URL |  【編集】

>>米軍
廃仏毀釈(日本人自身のやらかしで同列に扱うのもだが)でも大概なのに、凹む・・・。
日本画家の前田青邨の作品がある神社に奉納されていたが占領中米軍が(ソフトな言い方をすれば)持ち出してそのまま行方不明、同じものをあらたに描き納め直したという話を思い出した。(題名失念。朱色の衣装を着た古代の貴人が棺に納められているという絵)

おさかなくわえた名無 |  2012.06.17(日) 13:33 | URL |  【編集】

このヒォッサマグナの博物館ってどこにあるんだろう?
見に行きたいなー
おさかなくわえた名無 |  2012.06.17(日) 07:03 | URL |  【編集】

もうこうなったら、主も一緒に蘭育ててみようよww

自分は時代ものの小説の影響で変わり朝顔に興味が出てたんだが、蘭も面白そうだね(*´ω`)
おさかなくわえた名無 |  2012.06.16(土) 19:43 | URL |  【編集】

いつ聞いても和むなぁ(*・∀・*)
そして、英人と主の関係もすごく楽しいww側で見てによによしたいwww
おさかなくわえた名無 |  2012.06.15(金) 23:37 | URL |  【編集】

日本刀=日本の野蛮さ・未開さの象徴扱いだったからな…
装飾剥がれてガソリンかけて焼かれた上に海に捨てられたと聞いた時は本当に悲しかった
でも一方で歌舞伎を守るために奔走してくれた人もいたし…
なんとも言い難いものがある
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 23:24 | URL |  【編集】

去年、若松城に「接収刀~帰ってきた名刀たち」を見に行ったんだけど、刀身だけでもすごく美しくて感動した。

人が少なかったので、担当者の方のお話が聞けたんだけど、接収したままほうっておかれ、ほとんどゴミになってしまったと。
ここで展示されているのは数少ない残ったものを何とかきれいにしたものだとか。
刀身だけでもこんなに美しいんだから、鞘や鍔も素敵だったろうに。
すんでしまったことだけど残念。
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 22:24 | URL |  【編集】

スペイン人がインカから略奪した銀細工を加工し直そうとしたが、一向に熔けない物が交じっていたそうな
銀の偽物だとして廃棄されたのは「プラチナ」
当時のスペインではプラチナを加工できるほど高温の炉がまだなかったという

…という話を思い出した
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 20:57 | URL |  【編集】

勾玉の形って胎児の形、と何かの本で読んだ

そのフォッサマグナの博物館また行きたくなったよ
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 20:06 | URL |  【編集】

>英国人の彼、何気にすごいコネクション築い てるよね、旧華族レベルの爺さんは絶対いる

じいさま自身が、旧家の出なんじゃないかな?
あの時代に庶民が、旧帝大の教授になれるほど学問を極めるって、難しいんじゃないかと思うので。
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 20:06 | URL |  【編集】

英国紳士、元々米国が気に食わないってのもあると思うけど、敬愛しているじいさまが語った事だから余計に怒った可能性もあるかもしんないよ
語っている時に寂しそうだったとかさ。想像だから何とも言えんが
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 19:56 | URL |  【編集】

やっぱり英国人は米国人の事嫌いなのかな
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 18:09 | URL |  【編集】

いつしか極東のとある街の片隅に古きよき英国紳士の倶楽部が顕現しとる…
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 15:08 | URL |  【編集】

日本は平和な時代が長く町人文化や商人文化が
花開いた珍しい国だったのが由来を楽しむことに
なってるのもしれないな

平和じゃなければエピソードも憎しみに対象になって
処分されたり町人風情が道楽で名物を集めるような
こともなかったと思う

そういう点においては○○人がどうこう言うものじゃなく
そういう環境に恵まれるとこの英国人のように理解しあえる
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 14:11 | URL |  【編集】

ウチの爺様は、持っていた刀を
『取られるぐらいなら折る!』
といって、殆ど処分してしまったそうだ・・。
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 14:00 | URL |  【編集】

日本の銘刀、
せめてアメリカのどっかに残ってくれていればいいのにね(´・ω・`)
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 12:55 | URL |  【編集】

刀狩の話題が出ると、半日は落ち込む………
略奪したならそのまま祖国に持ち帰って、博物館なり収集家なりに渡してくれよー
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 12:31 | URL |  【編集】

ルーデルの義足は結構欲しいなw
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 10:31 | URL |  【編集】

英国君に孫ポジを占領されかけててワロタw
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 08:13 | URL |  【編集】

蘭の英国人本人のブログないのかな
梅昆布茶 |  2012.06.14(木) 05:18 | URL |  【編集】

来歴重視は日本だけじゃないよ。

たとえば、ピカソがアフリカ美術を高く評価してコレクションしたこと知られていますが、プリミティブ美術業界では、ピカソ旧蔵品とかだと、箔がついて、値段がひとけた変わったりするそうな。
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 02:58 | URL |  【編集】

戦後アメリカ軍が接収した数十万口の日本刀は、赤羽の塀軍倉庫に眠っていた。
 そのうちの五千五百口だけが、日本に返還された。
詳しいことは「赤羽刀」でググるとわかる。
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 02:31 | URL |  【編集】

敗残の兵や敗戦国民からの無意味な略奪で行方不明になる物は多いね・・・
オイゲン・へリゲルが師匠から貰ってドイツに持ち帰った名弓も
略奪されて行方不明になったそうだし
ルーデルなんか義足まで盗まれたとか
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 02:21 | URL |  【編集】

日本刀ってすごく綺麗な刀身してると思うんだけど、貴金属として価値が高い金にしか目がいかなかったってのが悲しいな…
鍔とか細工も総合して一振りの芸術品として見てくれる人がもっといれば違ったのかな

日本刀スキーのはしくれとしてはこのエピ辛いぉ
おさかなくわえた名無 |  2012.06.14(木) 01:34 | URL |  【編集】

何かみんな人生を楽しんでるなぁ。
自分もいろんな出会いを大切にしよう。
おさかなくわえた名無 |  2012.06.13(水) 23:22 | URL |  【編集】

まあ、ね。
当時は蛮族の人切り包丁のクセにナニを飾り立ててやがんだ生意気な(嘲笑)
くらいの認識だったんだろうな(-"-;)
おさかなくわえた名無 |  2012.06.13(水) 21:53 | URL |  【編集】

英国人の彼、何気にすごいコネクション築いてるよね、旧華族レベルの爺さんは絶対いるわw
名無しさん@ニュース2ちゃん |  2012.06.13(水) 21:32 | URL |  【編集】

英国紳士キタ!この話すごく好き。
他国のことなのにここまで怒ってくれるのがありがたいなあ
戦争に負けて、目に見えるもの見えないものいろんな伝統が壊されたんだろうなあ
でも、戦争なんて負ければ相手によっては民族殲滅の憂き目にあうことも
歴史にはよくあることだし、残っている伝統を大切に守っていこう。
こうやって大切に思ってくれる外国の人もいるしね
おさかなくわえた名無 |  2012.06.13(水) 21:32 | URL |  【編集】

英国人は今でもアメを下に見ているっと。

まぁ、1世紀以上昔の歴史なんて関係ないけどもね。
ku |  2012.06.13(水) 20:36 | URL |  【編集】

お、蘭とじいさんシリーズ!
確かに「由緒ある」ものにはそれそのものの価値は抜きで大切にする節はあるねぇ。
世界中割とそういう面はあると思うけれど、日本の「由緒好き」は強いと思う。
おさかなくわえた名無 |  2012.06.13(水) 19:10 | URL |  【編集】

価値とか伝統とか、「悪の枢軸国の物は全て消す!」って感じで処分された物は多いよね。
もちろん、以前ここで紹介されたような、体を張って日本の伝統を守って下さった外国の方々もいるし、歴史は一筋縄では行かない、モノには2つ以上の視点がある、ってことは常に頭の中に入れとかなきゃいけない。

真実がもっともっと明らかになっていけばいいな。
おさかなくわえた名無 |  2012.06.13(水) 19:02 | URL |  【編集】

>>敗戦後、米軍が刀狩をやった時に、銘刀がいくつも没収
あいつらそんな事までやってたのか。恥ずかしながら此処に来て初めて知ったよ。
それを止められる存在はいなかったのかな(´・ω・`)はあ、勿体無い……
おさかなくわえた名無 |  2012.06.13(水) 17:49 | URL |  【編集】

イギリス人にとってアメリカ人は田舎者なのか
おさかなくわえた名無 |  2012.06.13(水) 17:45 | URL |  【編集】

流石歴史と伝統を大切にする英国人
分かってくれるんだね~
おさかなくわえた名無 |  2012.06.13(水) 17:21 | URL |  【編集】

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